真・田舎暮らしにあこがれて 

Bライフ 小屋暮らし をやっています

2020年08月

最近太陽熱温水器の配管工事をして、シャワールーム、シンク、洗濯機でお湯が使えるようになりました。

シャワールーム
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シャワールームは太陽熱温水器専用の混合栓を取り付けていつでも快適にシャワーを浴びれるようになりました。この混合栓についてはまた別途記事にしようと思います。


シンク
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シンクの給湯もグレードアップしました。今まで単水栓で給湯していたのを混合栓にしたので適温でお湯を使えるようになりました。水道代は井戸水だから無料、お湯も太陽熱温水器で無料なのでじゃんじゃんお湯を使って食器洗いをしています。


洗濯機
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洗濯機にも給湯蛇口をつけました。僕はお湯で洗濯する習慣がなかったので、最初は洗濯機に給湯蛇口は不要かなと考えていました。
しかし給湯蛇口を一つ増やす費用を計算したところ3000円くらいでできそうな感じだったので、まあお湯で洗濯すれば汚れ落ちも良くなるだろうし3000円程度しかかからないならやってみてもいいかなと思って洗濯機にも給湯蛇口と取り付けました。


これが大正解でした

洗濯機に給湯蛇口をつけるメリット① お湯をたくさん消費できる

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連日の猛暑で太陽熱温水器の温度は常に100度近い状態になっています。これだと温度センサーや配管によろしくないのでどんどんお湯を使って水を補充したほうがいいそうです。

日本エコルの記事→★太陽熱温水器って壊れないの?★

洗濯機に給湯蛇口を付けたおかげでお湯を沢山消費できるのでとても助かりました。


洗濯機に給湯蛇口をつけるメリット② 洗濯槽がきれいになる
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少し熱めのお湯に過炭酸ナトリウムを入れて洗濯すると、衣類の汚れはよく落ちるし、洗濯槽のクリーニングにもなります。

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洗濯槽内部
過炭酸ナトリウム+お湯洗濯のおかげで洗濯槽の内部はいつもピカピカ

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いつもこの部品にヘドロみたいなものが付着していたけど、過炭酸ナトリウム+お湯洗濯のおかげできれいな状態を保っています。

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水道配管はネジの規格が複雑だったりして素人だとわけが分からなかったりするのですが、日本エコルさんのサポートのおかげでなんとか配管することができました。おかげで充実した温水器ライフを送ることができています!







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結構昔に、Bライフおばあちゃんという記事を書きました。

Bライフおばあちゃんの記事→http://akogare.blog.jp/archives/19243439.html


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Bライフおばあちゃんとは僕の母方の祖母の事なんだけど、五右衛門風呂から出火して自宅が燃えてしまい、当時火災を免れた倉で生活していました。その様子がBライフっぽくて面白かったのでブログ記事にした所、結構な反響をいただきました。


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その後Bライフおばあちゃんは新居を建ててAライフおばあちゃんに進化しました。

Aライフおばあちゃんの記事→http://makihisao1986.blog.fc2.com/blog-entry-235.html

不便な倉での生活から近代住宅になったので生活が楽になるだろうと思っていたのですが、おばあちゃん的には新しい機能をイマイチ使いこなせていない感じでしたね。

それから毎年お盆におばあちゃんの新居に遊びに行ってたんだけど、顔を出す度ににおばあちゃんの様子がおかしくなっていることに気が付きました。

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玄関にはこんな張り紙が貼ってあったりもしました。
なんでもお菓子の訪問販売員に現金の入った封筒を盗まれたので頭にきてこの張り紙を貼ったそうです。

その後、おばあちゃんは認知症と診断されて施設に入ったと聞いたのですが、入所して間もなく亡くなったと連絡を受けました。

2020年7月19日 90歳で死亡したそうです。

コロナで面会謝絶状態だったので誰にも看取られること無く天に召されたそうです。その後葬儀が行われたのですが、コロナの影響を考慮して岩手県内の親族のみで行うことにしたので、千葉県住みの僕と、東京住みの兄は葬儀に参加できませんでした。

僕が今現在小屋暮らしをしているのは、もとを辿ればおばあちゃんの田舎暮らしに触れたのが大きかったのかもしれません。

おばあちゃんが住んでいた田舎は、昔は原野で何もなかったそうで、一から開拓して生活を築き上げたそうです。Bライフも何もない更地に自力で小屋を建てたり、インフラを整備したりと開拓要素が結構あります。

そういう点でおばあちゃん達のDNAを僕が引き継いで生活しているのかなとふと思ったりもしますね。

葬儀に参加できなかったのは残念だったけど、Bライフをやったおかげで時間だけはたくさんあったので、生きているうちに結構遊びに行けたのは良かったと思います。


おまけ
去年の夏、彼女を連れて実家に帰った時、ちょうどおばあちゃんが遊びに来ました。

おばあちゃん「おお、克也もついにいい相手が見つかったのか!名前はなんていうのかな?」

かずちゃん「かずみです」

おばあちゃん「かずみちゃんね。おばあちゃん最近忘れっぽいから紙に書いてちょうだい」

おばあちゃん「ありがとうね。かずみちゃんのおかげでおばあちゃん一安心だよ」



それから一年後~おばあちゃんが亡くなって葬儀が終わった後母親と電話で話した。

母「あれから大変だったのよ。色んな人に克也が結婚したぞって言いふらして。いちいち訂正するのも面倒くさいからあんた達はこっちでは結婚したことになってるからね」

僕「そうなのか。おばあちゃんスピーカーだからなぁ」

母「あ、そういえばおばあちゃん、あんたとかずちゃんにお祝いを用意していたみたいよ。今度帰ってきた時に渡すから楽しみにしておきなさい。」

僕「おばあちゃん・・・ありがとう」


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