真・田舎暮らしにあこがれて 

Bライフ 小屋暮らし をやっています

2018年03月

以前小屋に兄貴が遊びに来た時にぼくの小屋暮らしの様子をカメラに収めていました。なんでもドキュメンタリー風の映像を作りたかったみたいです。

ブログ記事→http://akogare.blog.jp/archives/74314238.html



それから一ヶ月後、ついに編集が終わりYOUTUBEにアップすることができました。

兄「全部で4時間もあったから削るのが大変だったよ」

今回の動画は撮影から編集までぼくは一切関わっておらず、全て兄の監修によって作られたものです。普段編集作業なんてやらないからかなり苦労したみたいです。ちなみにタイトルの小屋暮らしのとある一日という文字は親父に書いてもらったものを加工して作ったみたいです。こだわってるなぁ。

ちなみにアップしてから1日経過したんだけどもう2500再生もいってます。コメントもたくさん頂いてなかなかの好感触だとおもいます。

まだ見ていない方は是非どうぞ!

ついに卒検の日がやってきました。以前、少し寝不足の状態で教習を受けて、スタンドの払い忘れなどの凡ミスを頻繁にやらかしてしまったことがあります。今日は絶対にミスができないので前日はかなり早めに布団に入りました。おかげで目覚めはバッチリです。

下手に食事をして血糖値を上げてしまうとぼーっとしてミスる可能性があるので朝食はとりません。30分ほど瞑想して心を落ち着けてから家を出ました。コンディションは完璧です。

受付を済ませた後、検定についての説明を受けます。その後二輪待合室でプロテクターなどを装着して検定開始までしばらく待機しました。

少年「すごく緊張しますね・・・」

高校生らしき少年が話しかけてきました。今回の卒検は僕と少年の2人だけしかいないみたいです。少年の話を聞くと技能教習ばかり進めて学科を全然消化していなかったそうで、なかなか卒検を受けられなかったそうです。そのせいで二ヶ月半もバイクに乗っていないそうで、今回の卒検は捨てるつもりで受けると言ってました。

検定員「さて、それじゃあ時間ですので始めましょう。」

さて時間だ。スタート位置まで歩いている途中、「頑張れ!」と声をかけられました。誰だろうと思って見たら座学の時に厳しめな授業をしてきた教官でした。あの時はちょっとうざいなと思ったけど結構いい人やん!!

スタート位置まで到着。その後遅れて検定員もやってきました。

検定員「それでは少年さん、検定を始めますのでバイクに乗ってください。」

まずは少年からスタートだ。教習では最初にウォーミングアップ走行をするんだけど卒検はいきなり始めるみたいです。少年の顔が青ざめていました。(え、ウォーミングアップ無いのかよ?)という心の声が手に取るようにわかります(笑)

少年は二ヶ月半のブランクがある割にはかなりスムーズに走っていました。傍目から見ていても確実に合格レベルの走りです。やっぱり若いと感を取り戻すのも早いんだなーと感心してしまいました。

検定員「それでは次は吉田さんですね。バイクに乗ってください。」

いよいよ僕の番だ。最初の走り出しは順調です。ギアチェンジもスムーズ、進路変更もマニュアル通りできているぞ!交差点までやってきました。信号は青なので進めるけど前方に停車車両が見えます。

ぼく(このパターンは何回も経験してるぞ。あの車両は発進する様子がないから障害物とみなして避けていこう!)

と思った矢先に、検定員が話しかけてきたのでバイクのスピードを落としました。

kenteiyoketeiiyos

検定員「あの車両は避けていいですよ。」

ぼく「はい、わかりました。」


というやり取りをしている間に信号が黄色になってる!うわーーー黄色信号で交差点を通過してしまった!これは痛恨のミス!!

もうやってしまったことを悔やんでも仕方ないのでこれから先、ミスをしないように気をつけるしか無いぞ!スラローム、S字をこなして一本橋まで来ました。遠くを見て、ニーグリップを意識。半クラを上手く使って7秒以上で渡りきりました。

ぼく「よし!これはいけるぞ!」

一本橋の次は急制動です。時速40キロ以上でブレーキをかけて停止線内で止まれればクリア。はみ出したら即検定中止です。

ギャギャギャギャギャーーー

スピードを出しすぎて線をはみ出しそうになったので思いっきりブレーキをかけてしまいタイヤがロックしました。一瞬線を超えたかなっと思ったけど検定員からは中止を告げられなかったのでなんとか助かったみたいです。

その後クランクに突入。半クラを使ってスムーズに通過できたので、そのまま進もうと思ったらこちらに来そうな車両がいたので慌てて左足をついて停止しました。

ぼく「しまった!セカンドギアのままで停止してしまった。」

ローギアにするには右足をつかないといけないんだけど、右足をつくと減点になってしまいます。後方確認をしてから右足をついた場合は減点しないというネット情報があったんだけど、以前教官に確認したら認められないと言われました。教習所によってルールが違うみたいです。

その後踏切を渡ってゴールまで到着しました。

ニュートラル → エンジン停止 → 後方確認 → 前輪ブレーキを握りながら降車 → スタンドを出す → ハンドルを左に切る 

完璧な降車です。そして室内へ戻って結果を待ちます。黄色信号、急制動、右足付き。把握しているだけでこれだけのミスをやらかしています・・・把握していないミスも多分あると思うので正直合格しているかどうかわ微妙ですね。

結果発表

検定員「少年さん、吉田さん、結果が出ましたのでこちらへ来てください。」

ぼく&少年(ドキドキ・・・・)

検定員「二人とも合格ですよ!」

やったぞ、合格した!しかも2人揃って合格だ。本当に嬉しくて涙が出そうになりました。何が嬉しいってこの学校とおさらばできるのが1番嬉しかったです。

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卒業証書が発行されるまでの間アンケート用紙を書かされました。

ぼく「ふっふっふ・・・ついにこの時が来たようだな!!恨みはらさでおくべきか!」

今まではずれ教官から受けた理不尽な仕打ちを事細かく書きました。

・疑問点を質問した所、自分の頭で考えろと逆ギレされた。
・みきわめのときにコースの確認をしたら逆ギレされた。
・最初の頃、バイクの操作が上手く行かず手間取っていたらお前の他にも見なければ行けない生徒がいるんだぞ!少しはこっちのことを考えろと逆ギレされた。

ほかにも、座学の時間でも厳しくされたけども、その教官は卒検前に頑張れ!と笑顔で声がけしてくれたので僕の中の怒りはすっかり消え去ってしまいました。「あのときの厳しさは僕の為を思ってのことだったのね!」という感じです。まるでDV男に洗脳された女みたいですが、でもあの笑顔に救われたのは事実なのでアンケート用紙には書きません。

校長「吉田さん、ちょっといいですか・・・・」

校長先生がものすごい剣幕で僕の元へやってきました。アンケート用紙の内容を確認したいとのことです。状況説明も含め、事細かく説明してあげました。

校長「本当に嫌な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした・・・この指導員にはキツく言っておきますので・・・」

校長先生はこんな事を言ってたけど実際改善されるかどうかはわかりませんね。ぼくが通っていた教習所はグーグルレビューを見ると、卒業生が怒りのレビューをたくさん書いていました。おそらくハズレ教官に対しては何回も改善指導が入っていると思います。

まあ性格ってそうそう直るものじゃないからね。あまり期待しないほうが良いね。


おまけ

教習中の出来事

ハズレ教官「おまえ、何回同じミスしてるんだよ!意識が足りねーんじゃねーのか!」

ぼく(あんたも何回注意されてもその指導方法を直さないじゃないか。意識が足りねーんじゃねのか!)


教習が始まってから今日で17日目、ようやく第2段階のみきわめまでやってきました。最初にバイクに乗った時は全然コントロールできなくて「こりゃ補修覚悟で挑まないといかんな」と思ったんだけど、なんだかんだで一回も落ちることなくここまで来てしまいました。

第1段階のみきわめでは苦手な教官が当たってしまい、さらに緊張で色々ミスって教官からマジギレされた苦い思い出があります。

たのむ・・・今回はいい教官があったってくれ!そう願いながら配車券を発券。担当教官の名前を見るとめちゃめちゃ相性のいい教官の名前が書いてありました。よかった~~

第2段階 みきわめ
卒検コースと同じコースを回ります。

スタート → 外周1周 → 坂道発進 → スラローム → S字 → 一本橋 → 急制動 → クランク → 踏切 → ゴール 

↑の課題の他にもウインカーのタイミングや車線変更のラインなども見られました。少し緊張してぎこちない感じになったけど、とりあえずコースを一周しました。

指摘されたこと
・スラロームが少し遅い(8秒以上)

・一本橋が少し速い(7秒以下)

急制動で後輪が微妙にロックしている

・進路変更の時、無駄に後ろを振り向きすぎ。

・停止時にギアを確認している。停止直前に確実にローギアに落としておくのが正解

・本線に合流する時、遠くにいる車を意識しすぎて行けるタイミングなのに行かない。

・↑の事を注意されたので、すこし早めのタイミングで合流しようとしたら早すぎると注意される。


性根が心配性なので、やたら無駄に確認する癖があるみたいです。

教官「良好の判子を押しておくけど、自分の運転は良好だと思いました?」

ぼく「いや、色々指摘されたので良好とは言えないですね・・・」

教官「そうですね。最低限死なないだろうという基準で判子を押しました。卒業したらゴールではなくて路上に出てからがスタートだと思ってください!」


こんな感じでみきわめの判子をもらうことができました。最後に優しい教官にあたって本当に良かったです。

さて次回は卒検だ!

おまけ
今日は時間より少し早く教習所に到着したのでコースを見てイメトレしようと思いました。ベンチに座りながらコースを眺めていると泣きそうな顔でバイクを運転している教習生がいました。

教官「おいおい!目線が下がってるよ!なにやってるの足が開いてる!ほらエンジンが止まりそうだ!!半クラだろ!!」

あ~あの教官には俺も散々やられたな・・・。まくし立てるように駄目な所を指摘するから混乱しちゃうんだよな。今回の教習では10人くらいの教官から指導を受けたけど、わかりやすい人はちゃんとタイミングを見て駄目なところを指摘してくれるんだよなー

信号待ちや止まれで停止している時とか。心が落ち着いている時を選んで指摘してくれるので頭に入ってきやすいんだよね。今回のバイク教習ではバイク技術以外にも教える技術も学んだ気がします。

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