真・田舎暮らしにあこがれて 

Bライフ 小屋暮らし をやっています

2015年05月

久しぶりにいけしかさんが小屋に遊びに来ました。


ぼく「お久しぶりです。おげんきでした?」

いけしか「最近野犬に襲われて大変でしたよ。九十九里は平和で羨ましいです・・・」



いけしかさんも色々苦労されているようですね・・・・・さて、今回いけしかさんが来ていただいたのはたこ焼きの屋の出店について皆で考ようと思ったからです。


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実際に出店するにはどのような手続きを踏めばよいのかさっぱりわからん・・・・・出店するなら道の駅のような場所がいいよねっ!!てことで地元の道の駅的な施設まで話を聞きに行きました。


僕たち「ここで飲食店を出すにはどうすればいいですか?」

店「飲食屋台は厳しいですねー食中毒の問題とかもありますからねー・・・」

店「店内に商品を置いてくれている方に特別に飲食屋台を許可している形になりますね。」


道の駅出店への道は厳しそうですね。まあそんなに世の中うまくいかないよね。


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小屋へ帰宅して適当に雑談・・・・・・


とんかつ「たこ焼き以外に何か面白い屋台ができないかしら?」

ぼく「うちに南部せんべい焼き器あるけどどう?」

皆「南部せんべいの屋台かー面白そうだなー」



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実際に作ってみました


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焼きたての南部せんべいの完成です。皆に食べてもらったところ結構好評です。ただ、大量生産が出来ないのが欠点です。我慢ができない現代人には向かない商品かな・・・・短気な人お断りという看板を立てて店を出しましょうかね(笑)

小屋暮らしを1年半もしていると色々な意見をもらいます。


Aさん「辛いことから逃避しているだけだろ。働いて税金納めろよ。」

Bさん「かつやさんは自分の人生をよりよいものにするためにがんばって模索しているんですね。すごいです。」

Cさん「小屋暮らし?興味ないね・・・・」



ぼくも昔はAさんのような考えでした。「汗水たらして働いている奴が一番えらいんだよ!!!」なんて平気で口にしていましたね。今振り返るとコミュ症でなんのとりえも無い自分が唯一自慢できることが現場監督という肩書だったんでしょうね。体を壊して退職してからはもう大変でしたね。唯一の取り柄である現場監督という肩書を失ってしまったのですから。


当時のぼく「これから何を糧に生きていけばいいんだよ・・・・」


それからしばらく自分探しをしていましたね。自転車で旅に出たりお遍路に行ったりetc・・・旅は色々な出会いがあって楽しいんだけど、何も見つからないんだよね。ちょっとした息抜きで終ってしまいますよ。


何をやっても悩みは解決されず悶々とした日々を過ごしていると、親父が1冊の本を手渡してきました。




スリランカの仏僧が書いた本で、当時は釘付けになって読みましたね。この本はぼくの悩みにズバズバと答えを突きつけてくれました。その後、色々な仏教本を読みあさり一つの答えにたどり着きました。


人間は苦しみから逃れるために行動する


なるほど・・・ぼくが今までやってきた自分探しは苦しみから逃れようともがいていただけだったようですね。もがけばもがくほど苦しくなるから早く気付けてよかったです!!!!

人生を楽しく生きている人は苦しみからの回避が上手なんですよね。嫌なことがあってもすぐに気分転換して苦しみを紛らわす・・・・そうやって上手に生きています。ぼくの場合は気分転換が下手くそなのでいつまでも苦しみを引きずってしまいます。


どうすれば苦しみから逃避できるか模索していたところ、いけしかさんのブログを発見。すぐに自分も小屋暮らしを始めました。


小屋暮らしには苦しみを紛らわせる要素が沢山あり充実した毎日を送っています。ロケスト、家庭菜園、ブログ執筆、小屋仲間との会合、自家製肥料の研究、草刈り、etc・・・


もし小屋暮らしが終了しても、「苦しみから逃れる手段を失ったか・・・・・何か他にいい逃避先を見つけないとな」ってな具合で気楽に行こうと思います。

検定台

左官には左官技能士という資格があります。試験内容は検定台に材料を塗りつけて既定の寸法に仕上げていくものですが今の僕にはレベルが高すぎるため、検定台を少し簡単なものにして練習です。

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仕上がり寸法

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検定台の下地


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外側から寸法を決めていく


やってみて思ったこと
塗る順番を覚えるだけでも精一杯だよ・・・・・こりゃ自分には無理だわ・・・



資格取得

職業訓練校では研削砥石、足場、小型車両など工事現場で使いそうな資格が安く取得できます。いい機会なので小型車両の資格を取得することにしました。


小型車両って何?

3トン未満の重機です。全ての3トン未満の重機を操縦できるわけではないので詳しくはググってね。


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重機の構造とか法律などをを1日かけて学び・・・・


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翌日、実技訓練をして無事に免許を取得することができました。金額は12000円かかりました。

今年の固定資産税がやってきました。去年は土地の課税のみでしたが今年はどうなのでしょうか?色々目立つことしちゃったし役所にも目をつけられたからちょっと心配・・・・・

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去年と変わらぬ年額4200円でした。土地のみの課税のようです。とりあえず一安心。でも来年はどうなるんでしょうかね

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本日は5月19日です。いよいよ役所へ出頭する日が来てしまった。学校を早退して、書類を持って土木事務所まで行きました。

窓口で受け付けをすると、個室へ案内されました。そしていよいよ話し合いが始まる・・・・・


確認申請の説明

まず初めに説明されたのが九十九里町は平成4年10月2日に都市計画区域になったので小さい建物でも確認申請が必要とのこと。無事に許可が下りたら工事が着工できるそうだ。そして木造2階建てで100㎡以下ならだれでも設計、建築申請できるそうです。(ただし自分の家に限る)


建物の適合性

次に建物の適合性についての説明を受けました。けんぺい率とかシックハウス対策とかいろいろね・・・・


測量

一通り説明を受けた後、役所の人が小屋まで来て、土地・建物の面積などを測量していきました。


書類提出

最悪小屋を取り壊すことも想定していましたが、僕の小屋はおおむね建築基準を満たしているようでした。換気穴を設置するぐらいで済みそうです。あとは土地の平面図、小屋の見取り図、基礎の配置図などを書いて提出すればOKみたいですね。

役所の人も「書類が通れば胸を張ってテレビに出られますよ(笑)」って言ってました。まあもうマスコミはコリゴリだけどね。


おまけ

役所の人「吉田さんのブログ見てますよ。小屋に車輪を付けて軽車両っていうのはちょっと無理がありますよ(^^;)」

ぼく「そ、そうっすよね、さーせんwwww」

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