真・田舎暮らしにあこがれて 

Bライフ 小屋暮らし をやっています

2014年11月

なす農家さんの食育動画に触発されて最近玄米を購入してしまいました。Bライファーではからあげさんが玄米食を実践されているのでいまさら二番煎じのような気がしますが、色々な物を真似ているうちに自分の生活スタイルが出来るものだと僕は思っているので、あまり気にしないことにしましょう(笑)

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玄米は長時間水につけて発芽させてから炊くそうです。↑は約24時間水につけた玄米です。ちゃんと芽がでていますね。


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玄米なんて炊いたことがないので、とりあえず白米の炊き方と同様に最初強火→沸騰したら弱火で水気が飛ぶまで火にかけました。水は米の1.7倍の量を入れました。試しに食べてみたのですが余り美味しくないですね。

こういう時は実践者に話を聞くのが一番早いのでまずは親に聞いてみました。


僕「玄米の炊き方教えてくれ」

母「圧力鍋つかえ」

僕「(持ってねーよ・・・・・)」


違う実践者を当たって見ました。


僕「玄米の炊き方を教えて下さい。」

ナス農家さん「自分は生で食べてます。」

僕「・・・・・・・・・」


もう自分で研究するしか無いですね。

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何回も試行錯誤を繰り返しようやく納得のいく炊き方が出来ました。水の量1・7倍、飯盒の上におもりを乗せ、最初中火で、沸騰したらそのまま中火で約30分火にかけるといい感じに炊きあがります。写真の玄米はおこげをつけずに炊きましたが、おこげが欲しい場合はもう少し火にかける時間を長めにすればいいと思います。

おまけ
朝、コーヒーのお湯を沸かすため、ロケストに近づくと・・・・・・


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ギャーーーーーーーーという鳴き声とともに猫がロケストの中から飛び出してきて、その時の衝撃で耐火レンガが破損してしまいました。よく見たら奥にもう一匹猫がいました(笑)おそらく昨夜ロケストで焼き芋を作ったのでその予熱がまだ残っていたのでしょう。最近は寒いので少しでも暖かい場所で猫も野宿するようです。まあロケストで寝るのはいいんだけど耐火レンガ弁償してくれよ・・・・

ちょっとした清掃のバイトが入ったので小銭稼ぎに行ってきました。

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仕事内容はベランダや階段の清掃です。付着している苔や泥をスポンジやブラシを使って落としていきます。

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苔、泥はさっとこするだけで簡単に落ちたのですぐに終わる仕事だと思っていたのですが、手が届きにくい場所などをこするときは結構な時間がかかってしまいます。


大体3時間ほどでバイトは終了です。簡単な仕事だと思って舐めていたのですが結構な重労働でした。最初は100%のクオリティーで綺麗にしてやろうと意気込んでいたのですが、それでは時間内に終わらないと判断したので少しクオリティーを落として全体を大まかに綺麗にしてやる形で作業しました。

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清掃中、雇い主さんと少し雑談をしていて、家庭菜園をしていると言ったら、帰りにサニーレタスをもらっちゃいました。帰宅後、早速畑に植えてやりました。

おまけ
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田舎から小包が届きました。内容はお麩、南部せんべい、リンゴ、干し柿、五分づき米、押し麦です。最近ナス農家さんに影響され、玄米食を始める予定だと親に言ったところ、五分づき米と押し麦を入れてくれていました。うれしいですね。

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よくみたらラズベリーの苗も入っているではありませんか。こいつはものすごい勢いで増殖して、大量に実をつけるのでジャムなどにするといいですね。来年が楽しみです。

オフ会芋煮会で仲良くなったナス農家さんが、今回井戸を掘るそうです。面白そうなので参加してみました。僕は全部業者任せでやってもらったので、自力での井戸掘りは初めての経験です。ワクワクしますね!

井戸工事参加者
なす農家さん
電気を無事開通させることが出来たので今回の井戸掘りはニコニコ生放送で生中継するそうです。

たーくん
僕の近所に住む小屋仲間。これから井戸を掘ろうと思っていた矢先、なす農家さんが井戸を掘るということで勉強のため参戦。グットタイミングでしたね。


冷やかしで参戦



井戸掘り前日

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本当は当日電車で行く予定だったのですが、ワクワクが抑えきれず前日から現地入りすることにしました。土日の2日間作業する予定なので野宿セットも忘れずに自転車に積み、スマホのナビをセットしていざ出発です!!


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威勢よく出発したものの途中でナビの音沙汰が無くなりました・・・・WIMAX回線で接続していたことを忘れていたようです。いったいここはどこなんだよ(´・ω・`)

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やっとの思いで現地に到着しました。ナビ無しでここまで来るのは本当に大変でした。もうあたりは真っ暗で心身ともに疲労困憊です。このコンディションで井戸掘りができるかちょっと不安になってきました。

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快適な野宿のために、とんかつさんにいい寝袋を借りて、ホッカイロまで用意したのに肝心の銀マットを忘れてしまいました。 もうね、アホかと。馬鹿かと。

井戸掘り1日目
夜の冷え込みにも何とか耐え、無事に生きて朝を迎えることができました。この時期の床からの冷え込みは生死に関わりますね(笑)

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寝袋を干しながら、なす農家さんの到着を待ちます。住宅地で僕のような男が突っ立っていると傍目から見たら不審者なので心の中で「なす農家さん早く来てくれ~!」リピートしてました。(その後少し遅刻してなす農家さんが到着。)


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早速作業開始です。塩ビ管で作った穴掘り器を使って少しずつ掘っていきます。しかし少し掘ったところで粘土層に当たってしまいなかなか先に進めません。

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埒が明かな無いので新兵器の導入です。長い鉄パイプの先っぽを曲げたものを穴に差し、粘土層をある程度ほぐしてから塩ビの井戸掘り器で掘削する形で作業しました。暗くなるまでひらすらこの作業を繰り返したのですが、粘土層が思いのほか手強く、あまり進展はありませんでした。

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肉体労働の後の飯は美味いぜ!

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銀マットも忘れずに購入。これで今夜は快適に眠れるはずです。

井戸掘り2日目

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全然快適じゃなかったよ・・・・今回は結露がすごくて寝袋がぐしょぐしょです。死ぬかと思いました。

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新兵器導入です。螺旋状の穴掘り器に長い鉄パイプを接続して粘土層を根こそぎほじくってやります。

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素晴らしい!!この新兵器のお陰で作業効率が激的に上がりました。塩ビの穴掘り器を使わず、最初からこいつで穴を掘っていればよかったのではないかと思いました。

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ものすごいスピードで穴を掘っていきます。気がついたら掘削機の長さがこんな状態に・・・・

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無事粘土層を突破して、砂の層まで行きました。砂の層は掘っても掘っても横から崩れてなかなか進まないので塩ビの井戸枠を差し込んでやることにしました。

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パイプ下部には忘れずに給水穴を開けてやります。

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無事挿入完了です。暗くなったので今日の作業はここまでとしました。みんなお疲れ様でした。

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井戸工事の疲れが残っており、そのまま九十九里に変えるのは困難と判断したため、少し仮眠を取ってから帰宅することにしました。やっぱり肉体労働の後のメシは美味いぜ!

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夜中の2時に起きて、出発し、帰宅した頃にはすっかり明るくなっていました。野宿3日目にして気がついたのですが、寝袋内にホッカイロを入れずに寝たほうが快適に眠れました。どうやらホッカイロの熱で寝袋の結露が起きていたようです。次回野宿するときに教訓にしようと思います。

今日は天気が良い、風が気持ちいいということで海へ行ってきました。


久々にゴープロを使いました。せっかくもらったので有効活用しないとね。ただ長い動画になるとアップロード時間が結構かかりますね。WIMAX2+の回線を持ってしても3時間ほどかかってしまいました。

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港に到着。水揚げはとっくにおわっていて漁師たちは帰り支度をしていました。

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サメが大量に捨てられていました。イワシ網の中にたまに紛れ込んでいるのですが、お金にならないためかよく港に捨てられています。これって食べられるんですかね?

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エイでしょうか?とにかく港には色々な魚が捨てられています。うみねこが食べてくれるとおもいきや、全く見向きもしないので毒でもあるんでしょうかね ?

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今日の海です。これほど穏やかな九十九里海岸は初めて見ました。波が全く来ないのでサーファーたちにとっては残念な日だったと思います。

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釣り人が結構いました。九十九里町では写真のような釣り人仕様のバイクを良く見かけます。さすが海の町ですね。

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これは植木屋の不法投棄なのか、それともあえて乾燥させるために砂浜においているのか・・・・・しかしこれだけの木があればロケストや風呂の薪としてしばらく活躍してくれそうですね。

芋煮会のコメント欄から抜粋
1つ思ったのですが、参加者の中でお酒を飲むような方はいたのでしょうか?
小屋暮らし(的)なライフスタイルは酒との関係が難しいというのは
個人的に多々聞いているので。。。
小屋暮らしで本当に酒で逝っちゃった知り合い関係がいたりするので
嗜好品との関係は中々難しい物があると思います。
短期で終わらせるのでなければ、精神の健康をどう保つかが
鍵かなと思ってます。本に親しんだりペットを飼ったりetc.



小屋暮らしって男のロマンをそそられますよね。僕も、小屋暮らしブログでロケストとか家庭菜園をしている記事を読んで、ワクワクしたものです。そして僕自身が小屋暮らしをするようになって約1年、気がついたら結構な小屋ブログが更新停止になっているではありませんか。これは僕の予想なのですが、多分みなさん飽きてしまわれたのだと思います。小屋暮らしは非日常的だから楽しいのであって、1年も生活していれば新鮮だったロケスト、家庭菜園なんかもただの日常風景と化してしまいます。

今まで「小屋で生活する」というエンターテイメントで暇を潰していたのに、それに飽きてしまったらもうどうすりゃーいいんだよ!酒でも飲んで気を紛らわせるしかねーよ!という感じで具合で体調を崩すパターンでしょうか。

1年間小屋で暮らしてみて思ったことは「暇つぶしが得意な人間は小屋暮らしも上手くやっていけるだろう」ということです。実際僕も小屋暮らし生活で色々な暇つぶしを習得しました。

暇つぶしその1 竹の伐採・草刈りなど
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最近蚊が少なくなってきたので竹やぶの伐採をしました。半年後には燃料として使えるようになります。ついでに木も剪定しました。お陰で畑にかなり日が当たるようになりました。日照時間が少ない冬でも作物が元気に育ってくれます。黙々と竹を切る作業は一種の瞑想のようなものでとても気分が良くなります。

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ちなみに去年伐採した竹がまだ大量にあるので今年伐採した竹を使うのはかなり先になりそうです。

暇つぶしその2 ロケスト
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1年もロケストで炊事をしているともう火を見てワクワクすることも無くなります。しかし、竹の乾燥具合や、気温、湿度などで炎の性質がかなり変化するのでそれらを見極めながらの作業はなかなか奥深いです。

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焼き芋が美味しい季節なので買ってきました。この1年間色々実験した結果小ぶりの芋がロケストと相性がいいことが判明しました。

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ロケスト内に芋をほおりこめば簡単にできます。というのは嘘でちょうどいい熾火を作ってやらないと生焼けに、または黒焦げになってしまいます。

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ベストな火加減で焼けた時は本当に嬉しいものです。

暇つぶしその3 適度な人間関係を保つ
一人でずっと小屋にいるとどうもネガティブな気分になることがあります。やっぱり適度な人間関係は必要ですね。僕の場合はブログの読者さんが遊びに来てくれたり、瞑想センターへ行ったり、実家に帰ったりしてます。寂しい時に一番手っ取り早い方法が近所に住むたーくんを訪ねて適当に雑談して、気が晴れたら小屋にもどる感じですかね。


暇つぶしその4 ブログ作成
これが今のところ一番の暇つぶしだと思っています。ブログをやっていると無意識に何か面白いことを探す癖がつくので色々と行動的になります。小屋暮らしを考えている人は簡単な日記程度でもいいのでブログをやることを僕はオススメします。


以上簡単に暇の潰し方をまとめてみました。「暇なら働けよ!」という意見は勘弁して下さいね。社会不適合者に労働は厳しすぎます(笑)

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