真・田舎暮らしにあこがれて 

Bライフ 小屋暮らし をやっています

2014年04月

本日誕生日を迎えました。二十歳超えてから時が経つのはあっという間で、気がついたらもう28歳です。自分が二十歳の時は8年後このような暮らしをしているなんて想像も付きませんでした。人生どうなるかわからないものですねー。

さて本編に入りましょう。今日は親父が誕生日祝いに昼食をごちそうしてくれました。

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今回連れて行ってもらった店は「食道園」といい盛岡冷麺の元祖の店だそうです。有名な店ということもあり開店前なのにこの行列です。

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こちらが元祖冷麺です。通常はスイカとか梨が入っているのですが、元祖の冷麺は具がシンプルです。左のキムチをお好みで入れて辛さを調節してたべます。

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ごちそうさまでした。とても美味しく、スープ一滴残さず完食です。親父が丼を見て、電話番号が6桁だからこの丼ぶりはかなり年代モノだなと一言。(現在は7桁)

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食後は花見がてら近くの公園をブラつきました。親父が懐かしそうな顔で「ガキの頃ここでソリ遊びをしたんだよ」「この木の下ではセミの幼虫がたくさん採れたんだ。家に持ち帰って羽化させたんだよ」と昔の事を色々語ってくれました。親父と過ごすこういう時間は結構癒されます。


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公園を散歩後、今度は母親にケーキをごちそうになりました。この店はケーキを注文すると飲み物が無料なのでとてもリーズナブルです。


6月になったらまた九十九里に遊びに来てくれるそうなので、そのことについての話題で盛り上がりました。母と親父2人同時に来るでどうやって3人泊まるか考えないとですね。

しばらくロケストをいじっていないせいか、無償に火遊びがしたくなってきたので、オモチャのロケストを作ってみました。

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そこら辺のゴミ箱をあさって空き缶を取ってきました。穴を開けてジョイントしてうちにあったペンキの空き缶に組み込みます。

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断熱材としてそこら辺の土を詰め込みました。早速着火してみましょう。


ちゃんと燃えてます。ただ焚き口が狭いので小さな枝しか入らないのが欠点です。


もう少し改良してみましょう。

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今度はロング缶を使って作ります。前作は縦に燃料を入れる形でしたが、今度は横から入れる形で作成しました。

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ペンキ缶にジョイントして完成です。


着火に少し手間取り、暗くなってしまいました。今回は焚口が大きいのでラクラク燃料を入れることが出来ました。火力も申し分なく、一人前のご飯なら炊けてしまえそうな感じです。ただ材料が薄いアルミ缶なので耐久性は保証できませんね。まあ材料費はただなので壊れても惜しくないです。

おまけ

今日は朝5時30に起きて、畑にとうもろこしを植えるための畝を作ってきました。

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とうもろこしの畝はジャガイモの畝よりも少し低めに作るのがコツみたいです。

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畑の近くの雑草地にて新たな食べられる草を教えてもらいました。コンフリーという名前だそうです。

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天ぷらにして食べました。大抵の野草って天ぷらにすると美味しくいただけちゃいますよね。

以前瞑想センターに行った記事を書きました。センターに居るときは瞑想しかやることがないので何時間でも修行できたのですが、家に帰宅してからは色々誘惑があるせいか全く瞑想に身が入らず、2~3日したらすっかり匙を投げてしまいました。まあまた気が向いたら瞑想センターに行けばいいやと気楽な感じで日々を過ごしていたところ親父の本が目に止まりました。

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手放す生き方 タイの森の僧侶に学ぶ「気づき」の瞑想実践 

これは!!!!僕の中に眠っていた瞑想への情熱がピクリと反応しました。もともと瞑想に興味をもったのは親父の定年後に始めた仏教研究に影響を受けたのがきっかけで、また親父に触発されてしまったようです。

とりあえずザックリと読んでみたのですが、色々と考えさせられることがありました。人間は想像、妄想によって苦しんでいます。特に初見の印象が悪い場合はいつまでもそれが纏わりついてしまいます。

九十九里に引っ越してきて初めてご近所さんに挨拶回りをした時火の扱いなど色々注意を受け、ちょっと付き合いづらい人だなと内心思ってしまいました。しかし最近ではお菓子や野菜などを笑顔で差し入れてくれます。ロケストについても多分容認してくれています。内心結構いい人だなと思いました。

勝手に脳内で「付き合いづらい人」ときめつけ、良い所が見えると「いい人じゃん」と喜ぶ。自分で創りだした想像に勝手に振り回されて勝手に苦しんでいたようです。瞑想とはそういう安易な感情による判断から抜け出すための技だということをすっかり忘れていました。日常生活では常に自分の心を観察する事を怠ってはいけませんね。

さっそく目をつむり瞑想をしてみたのですが、10分ほどで限界が来て終了ですw湧き出てくる妄想に負けてしまいました。心の統御って難しいですねー


おまけ
母親が用事で出かけているため、今日の昼飯は僕が作ることになりました。せっかくなので野草を摘んできておかずにしようと思います。

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↑一見ただの雑草地にしか見えませんがノビル、スカンポ、三つ葉、アサツキ、カンゾウが写っています。昔の僕ならスカンポくらいしかわからなかったと思います。

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茹でたり炒めたりしました。

僕の野草摘みは地面をじっくり見ないと判別できないレベルですが、いずれは瞬時に見つけられるようになりたいですね。ちなみに僕の母親は車で走っている状態で土手の野草を判別できるレベルです。スゴスギル・・・


今日は畑の耕し方を教えてもらいました。母親のいとこが土地を持て余しているそうで、良かったら使わないかと話を持ちかけられたのでありがたく使わせていただくことにしました。小屋ぐらしでの家庭菜園の勉強になるので母親について行き、耕し方を教えてもらうことにしました。

畝の作り方
まずは木の棒に糸を付けて畝を作る場所に張ります。図の赤い線が糸です。
そして赤い糸を中心に左右に穴を掘っていきます。


鍬の使い方は↑の動画を参照してください。しかしこの作業かなり腰に負荷がかかります。時々ストレッチをしないと動けなくなってしまいます。昔のおばあさんが腰が曲がっている理由がわかりました。


その後、掘った穴に肥料をまいて、その上に薄く土をかぶせます。今回は牛糞と草と籾殻を混ぜあわせている肥料を使用しました。試しに鼻を近づけて臭いを嗅いでみたのですが完全発酵してあるので臭いは全くしませんでした。コンポストトイレの原理ですね。

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その後上にジャガイモを40cm間隔で置いていきます。最初、無造作にぽいぽい投げて置いていたのですが、それを見た母親から「ちゃんと優しく置いてあげなさい。お前の置き方には愛情がこもっとらん」とダメ出しをもらってしまいました。

うね 

その後芋の上に土をかけて少し平らにならしてあげます。注意するのは画像の矢印のよう片側かけてあげます。これでジャガイモの植え付け完了です。

うね 
少しすると芽が出てくるので芽欠きをしてやり、画像のように土をかけて畝を高くしてあげます。

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今回は母親に手取り足取り教えてもらい2畝分のジャガイモを植え付けました。ネットでもある程度は作業工程を調べられるのですが、鍬の使い方など細かいところは実際に教えてもらうのが一番ですね。


ジャガイモ植え付け後、今度は土の作り方を教えてもらいました。

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近場の山に行き落ち葉を採取

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採取してきた落ち葉です。畑に浅い穴を掘って落ち葉を敷き、その上に薄く土をかけ、またその上に落ち葉を敷き、土をかけるを繰り返します。

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こんなかんじで完成です。


おまけ
何かブログのネタになるものはないかと色々考えていたところ親父の鳩小屋が目に止まりました。早速小屋ブログに持って来いのネタが見つかりました。

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鳩小屋のスペック
・値段  15万(うろ覚えなのでもしかしたら間違っているかも)
・築年数 12年
・工法  ツーバイフォー工法
・面積  1階・3畳×2部屋(種鳩部屋) 2階・6畳1部屋(レース鳩部屋)
鳩小屋の全体図です。この鳩小屋は大工の親戚に頼んで安く建ててもらいました。木材は無料でもらったそうなので実質かかった費用は人件費とトタン代だけです。

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基礎は束石を使用。築12年にしては土台の痛みが少ないです。

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屋根です。築12年にしては痛みが少ない方なのかな。施工方法はOSB合板の上に波トタンを張っているだけです。ちなみに僕の小屋はOSB合板→ルーフィングシート→桟木→波板の順番で屋根を形成しています。もしかして桟木とかいらなかったのかな。

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1階天井です。僕の小屋の土台と比べると補強の木を入れているので強度があると思います。ちなみに僕の小屋はところどころ床がきしむのですが、鳩小屋の床は全くきしみません。この補強の木がしっかりと合板を支えているのでしょう。

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↑参考に僕の小屋の土台画像を乗せておきます。

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南側はこんな感じです。金網からもろに雨が侵入すると思うのですが、床が腐っている様子はないです。ちなみに床板は構造用合板を使っているのですが、OSBと比べても耐水性が高いんですかね。よく12年も持ちこたえているものです。

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2階の天井です。垂木は僕の小屋と一緒の作りですね。屋根はそれほど負荷がかからないので床のように補助木を差し込む必要は無かったようです。

小屋作りを経験してから改めて鳩小屋を見ると参考になるポイントがいくつもありました。僕が小屋を建てたときはネットを参考にして建てたのですが、実物の小屋を参考にするのも大事ですね。


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鳩「こいつ鳩小屋の写真撮ってなにしてんだろ・・・」

毎年この時期はスタットレスタイヤからノーマルタイヤへ交換をしています。天気が良く今日は絶好のタイヤ交換日和です。

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僕はタイヤの脱着作業を担当しました。ちなみに写真は親父に撮影してもらいました。

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腰が悪い親父はスタットレスタイヤの溝にハマった小石を取り除きます。なかなかいい連携プレーだと思います。

2人で効率よく作業したのでものの30分もしないうちに終わりました。いい汗かいたぜ

タイヤ交換後今度はケーキを作りました。九十九里の小屋では結構な頻度でコンビニケーキを食べるのでいっその事作り方を覚えれば安上がりじゃね?と思い挑戦しました。

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材料を計って混ぜあわせます。混ぜる順番はバター(100g)→砂糖(100)→とき卵(2個)→振るった小麦粉(100g)ラム酒につけたくるみ(適量)です。

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型に流します。

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170度のオーブンで40分焼きます。こいつはテンピというガスオーブンで昭和の電気オーブンが無い時代に活躍した代物です。母親がアナログ人間なのでこういう昔の遺産を今でも現役で使っています。

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ちょっと見えにくいですけど上部に温度計がついています。もちろんアナログ式。こいつを見ながら火加減を調整して170度をキープしなければいけません。10分おきに温度チェックしました。

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40分後中から取り出し、竹串を刺して焼き加減をチェックします。

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ちょうどいい焼き加減だったので早速食べました。ラム酒の香りがいい味出してますねー。大体200円の材料費で出来ました。コンビニとかで売っているやすいスイーツは味も安っぽいんですけどこのケーキはちゃんとした材料を使っているので味もバッチリです。小屋に帰ったらロケストオーブンを作って挑戦してみようと思います。

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