前回に引き続き井戸の掘りの手伝いです。

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作業当日、天候は生憎の雨だったのでかっぱを着て作業しました。まずは井戸枠の塩ビ管をハンマーで豪快に打ち込んでいきます。ナス農家さんが豪快にハンマーを振り下ろす姿を見ていて、よく1日1食でこれだけ動けるなと関心してしまいました。


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無事井戸枠が地中に埋まったので、次は井戸枠内にある土をかきだしてやります。最初は上手くかきだせず、悪戦苦闘していましたが、試行錯誤を繰り返していたら、スパイラルディガーで土をほぐして、塩ビの井戸掘りを使えば効率よくかきだせることがわかりました。目標の深さまではあともう少しだ!!一気にスパートをかけます。

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6メートルの塩ビの井戸掘り器がここまで刺さるほど穴を掘ることが出来ました。水深も2メートル以上確保出来ているようだし、次の掘削で終わりにして、井戸ポンプの設置にとりかかることにしました。



さあ、穴掘りもこれでラストだぜ!!!!


と、気合を入れて塩ビの穴掘り器を投入し、上下に動かしていると・・・・・・・・・


ガクン!!!!


え?急に井戸掘りきの感触が軽くなりました・・・・・・・・・嫌な予感しかしません。恐る恐る引き上げてみると


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井戸掘り器がちぎれとる・・・・・なんで・・・あと一回掘削すれば穴掘りは終了だったのに・・・・後一回ぐらい耐えぬいてくれよー!!!!!

現場にはしばらく絶望の空気が流れていました・・・・・そして翌日、僕らは井戸掘り器の回収作業にとりかかります。

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井戸掘り器は深さ3メートルのところで折れているようなのでまずは1メートルくらいの穴をほって井戸枠の塩ビ管を切断してやりました。これでパイプ回収の難易度が下がったはずです。紐で輪っかを作ってそーっと降ろして上手く井戸掘り器に引っ掛けてることに成功しました。これで無事に回収できる・・・・僕とナス農家さんは大喜びです!しかし、紐を引っ張ってみると意外と重いぞ・・・・・・

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ブチ!!!という音とともに紐がちぎれました。もうだめだ・・・・・現場にはしばらく絶望の空気が流れました・・・・


2人でどうするか相談した結果、もう井戸掘りきの回収は諦めて強引に給水パイプを入れるしかないという結論が出ました。

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イメージとしては↑のような感じです。井戸掘り器に50ミリの給水パイプをすっぽりと被せる形で設置してやればなんとかなりそうな気がします。

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ホームセンターへ行き50ミリの塩ビ管を買ってきて給水パイプとして加工していきます。近場のホームセンターには在庫がなくて遠くまで買い出しに行ったので、もう周囲は真っ暗です。

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なんだかんだで設置完了です。ここまで本当に長かった。早速呼び水を入れて、ポンプを動かしてみると・・・・

スカ、スカ、

なんだか空気が抜けたような感触しかしません。どうやら失敗のようです。水を汲み上げるには真空状態でなければいけないのですが、どこかから空気が抜けているようです。もうどうしようもないので今回は諦めて撤収することにしました。あとでナス農家さんから「ポンプの組み立て方を間違っていた可能性が高い。」というメールが来ました。それが原因かどうかは次の水曜日に確かめてみるそうです。

おまけ
夜9時くらいに作業が終了。その後ナス農家さんと別れ、電車に乗りました。車内で乗り継ぎ検索をしたのですが検索結果がおかしなことに・・・・


目的の駅までの到着時間 朝5時

は?もう一度検索してみたのですがどのルートで検索しても朝5時到着となっています。どうやらやらかしてしまったようです。仕方ないので途中で電車を降りて、最寄り駅まで6キロの道のりを歩きました。最寄り駅まで行けば自転車をとめているので、かなり楽になるはずです。

深夜3時、最寄り駅まで到着したのですが、自転車の鍵が合いません。どうやら間違って違う鍵を持ってきていたようです。もうかんべんしてくれよ・・・・結局家についたのはAM4時30分です。帰宅途中雨は強くなるわ、足が痛くなるわで、ふんだりけったりでした。