親父から突然本を手渡されました。
私の嫌いな10の言葉 中島義道
暇だったのでざっと流し読みしたらこれがなかなか面白いんですよ!日本人が何気なく行っていることを細かく見ていくと、なんと意味のない行為が多いことか・・・・・この著書はそんな普段我々が日常的に行っている行為をズバズバとディスっていきとても痛快です。
相手の気持ちを考えろよ!にうんざり
いじめられる人の気持を考えろよ!→著者「じゃあいじめる方の楽しさも考えろよ」
暴走族に睡眠妨害されている人の気持ちを考えろよ!→著者「じゃあ暴走族の楽しんでいる気持ちも考えろよ
ロケストで車に灰が落ちた気持ちを考えろよ!→ぼく「ものすごい剣幕で怒鳴られた僕の気持ちを考えr・・・」
相手の気持ちを考えるってむずかしいね・・・・・
キチガイじみた著者の人間観察
この著者、なかなかの偏屈者でこれはおかしいな?と思ったら、誰かれ構わず突撃して相手を追求し、その反応を観察する癖があります。
バカテープ
銀行の駐輪場に適切に駐輪するように呼びかけるテープが永遠とリピート
著者「テープリピートさせたところでうるさいだけだし、誰も守らない。このバカテープ何してください!」
お客様係「すみません (^_^;)」
著者「あなた、『すみません』というなら今すぐ変えますか?」
お客様係「いえ、それはできませんが・・・・・すみません (^_^;)」
著者「お願いですから、『すみません』という言葉とニコニコ笑いはやめていただけませんか。不愉快ですから」
お客様係「すみません (^_^;)」
著者「それ、それをやめてくださいと言ったでしょう」
お客様係「すみません、癖なので」
著者(もうマケだよ・・・・)
平謝りの店長
喫茶店内で若い女性が何度も携帯をかけているので店員に注意するように提案
↓
店員は「わかりました」と言ってそのままカウンターの方へ向かい女性には何も言わない
↓
著者「あなたは『わかりました』といいながら何もしない!なぜですか!」
↓
店員「だってもうやめたじゃないですか」
著者「やめたとしてもさっき迷惑したことを伝えて欲しかった」
店員「だってやめたからもういいじゃないですか!」
著者「いや、よくない。」
↓
著者は女性客のもとにツカツカと歩み寄り「店内では迷惑だから携帯はやめてください。」と言う
↓
若い店長らしき男が飛ぶようにその女性のもとに走っていき、平身低頭。
店長「すみません、すみません、すみません、すみません、すみません」
この場合著者に講義した店員の態度はそれほど問題ではなく、店長の態度が問題だと言っています。事柄自体を一切見ようとせずただ対立を避けるだけ。そのためにはミソもクソも一緒に謝り続ける。商売のためとはいえその卑屈さにムカムカするとのこと・・・・
あれ?なんかどこかで同じようなことが・・・・・・
近所「おい!車の上に灰が落ちてるぞ!!!!」
ぼく「え?なんでだろう、おかしいな・・・」
近所「おかしいなじゃないだろ!!!あんたしか犯人はいないんだよ!!!!!」
ぼく「すみません、すみません、すみません、すみません、すみません、すみません、すみません・・・・・・」
日本人の平謝りしてその場をやりすごす習性は根深いっすね・・・・
まあこの本の著者、なかなかのキチガイ変わり者ですが、変わり者の視点から世の中を見ると我々がいかに腐った文化の中にいるかというのがよくわかりますね。面白い本なのでおすすめしますよ!
私の嫌いな10の言葉 中島義道
暇だったのでざっと流し読みしたらこれがなかなか面白いんですよ!日本人が何気なく行っていることを細かく見ていくと、なんと意味のない行為が多いことか・・・・・この著書はそんな普段我々が日常的に行っている行為をズバズバとディスっていきとても痛快です。
相手の気持ちを考えろよ!にうんざり
いじめられる人の気持を考えろよ!→著者「じゃあいじめる方の楽しさも考えろよ」
暴走族に睡眠妨害されている人の気持ちを考えろよ!→著者「じゃあ暴走族の楽しんでいる気持ちも考えろよ
相手の気持ちを考えるってむずかしいね・・・・・
キチガイじみた著者の人間観察
この著者、なかなかの偏屈者でこれはおかしいな?と思ったら、誰かれ構わず突撃して相手を追求し、その反応を観察する癖があります。
バカテープ
銀行の駐輪場に適切に駐輪するように呼びかけるテープが永遠とリピート
著者「テープリピートさせたところでうるさいだけだし、誰も守らない。このバカテープ何してください!」
お客様係「すみません (^_^;)」
著者「あなた、『すみません』というなら今すぐ変えますか?」
お客様係「いえ、それはできませんが・・・・・すみません (^_^;)」
著者「お願いですから、『すみません』という言葉とニコニコ笑いはやめていただけませんか。不愉快ですから」
お客様係「すみません (^_^;)」
著者「それ、それをやめてくださいと言ったでしょう」
お客様係「すみません、癖なので」
著者(もうマケだよ・・・・)
平謝りの店長
喫茶店内で若い女性が何度も携帯をかけているので店員に注意するように提案
↓
店員は「わかりました」と言ってそのままカウンターの方へ向かい女性には何も言わない
↓
著者「あなたは『わかりました』といいながら何もしない!なぜですか!」
↓
店員「だってもうやめたじゃないですか」
著者「やめたとしてもさっき迷惑したことを伝えて欲しかった」
店員「だってやめたからもういいじゃないですか!」
著者「いや、よくない。」
↓
著者は女性客のもとにツカツカと歩み寄り「店内では迷惑だから携帯はやめてください。」と言う
↓
若い店長らしき男が飛ぶようにその女性のもとに走っていき、平身低頭。
店長「すみません、すみません、すみません、すみません、すみません」
この場合著者に講義した店員の態度はそれほど問題ではなく、店長の態度が問題だと言っています。事柄自体を一切見ようとせずただ対立を避けるだけ。そのためにはミソもクソも一緒に謝り続ける。商売のためとはいえその卑屈さにムカムカするとのこと・・・・
あれ?なんかどこかで同じようなことが・・・・・・
近所「おい!車の上に灰が落ちてるぞ!!!!」
ぼく「え?なんでだろう、おかしいな・・・」
近所「おかしいなじゃないだろ!!!あんたしか犯人はいないんだよ!!!!!」
ぼく「すみません、すみません、すみません、すみません、すみません、すみません、すみません・・・・・・」
日本人の平謝りしてその場をやりすごす習性は根深いっすね・・・・
まあこの本の著者、なかなかの
私の嫌いな10の言葉 新潮文庫 / 中島義道 【文庫】 |