薪ストーブなどの煙突は断熱して熱が逃げないようにしてやるとストーブもよく燃えてくれるし煙突に煤もつきにくくなります。しかし値段がべらぼうに高いのがネックで普通の煙突が一本1000円ほどで買えるのに対して断熱煙突は一本1万5000円もします。

しかし松野さんは断熱煙突を自作してしまうので通常なら莫大なお金がかかるところをかなり安く抑えています。今日その断熱煙突を作る様子を見せてもらいました。


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材料
・三井パーライト100L
・砂25kg
・セメント一袋
・水40L

普通のモルタルにパーライトが混ぜ込むことによって断熱効果のあるモルタルが出来上がります。

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パーライト、砂、セメントをミキサーに投入して混ぜ合わせた後に水を投入。


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こちらが完成したパーライトモルタルです。通常の建築現場では屋根の断熱で使われるみたいです。



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煙突の周りに型枠を作ってこのパーライトモルタルを流し込めば断熱煙突ができちゃいます。今回は材料に砂を入れて作ったけどもっと断熱効果を高めたかったら砂を入れずに作るといいそうです。


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ちなみにペール缶のロケストでは断熱効果を高めるためにパーライトを入れて作るんだけどしばらく使っていると煙突がもろくなって穴が空いて、そこからパーライトがこぼれてきて使いものにならなくなってしまいます。

今回のようなパーライトモルタルを使えばこの問題も解決しそうですね。