生まれてこの方30年、今日始めて貧血というものを経験したかもしれない。

現在フラフラになりながらこの記事を書いているんだけど貧血ってこんなにパフォーマンスが落ちるものなのか・・・と少し新鮮な体験をしています。


2年ぶりの献血

実家にいる間はどうせ暇だし、献血をしようかなとずっと考えていました。献血すれば血液検査もしてくれるし、お菓子、ジュースもタダで貰えるのでいいよね。

昔世田谷に住んでいた時は自治体の財源が豊富おかげか500円で健康診断を受けることができました。しかし現在住んでいる九十九里町ではそんな優しい制度はありません。

九十九里町「財源がないから自腹でたのむわ」

って感じですね。

そう考えると無料で血液検査してくれる献血ってBライファーには地味にありがたいよね。


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昔は実家近くにある赤十字病院の血液センターで献血できたんだけど現在はやってないみたい。


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ということで自転車で20分かけて大通りにある「もりおか献血ルームメルシー」までやってきました。

昔は歩いていける距離に献血センターがあったことを考えれば随分不便になったなぁ・・・


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面白い新聞記事がありました。岩手県の最多献血記録は今松哲美さん(60歳)728回だそうです。しかもこの記事は4年前のものなので現在は更に更新されていることでしょう。

今は1回献血したら3ヶ月休まなければいけないルールがあるからこの記録は絶対更新されないよね。なぜ3ヶ月も休むかというと赤血球の回復に3ヶ月かかるからだそうです。

受付のお姉さんから成分献血という最新の献血方法について聞きました。採血した血液から赤血球を分離して体内に戻すことによって通常3ヶ月休まなければいけないところが2週間休めば次の献血ができるようになるそうです。

この成分献血を駆使すれば最多記録を塗り替えることができるかもしれない・・・・ふとそう思ったけどよくよく考えたら九十九里に献血センターがないから2週間に一度献血センターがある都会まで出なければいけないし、30歳の今からスタートしてももう遅いだろっ

今松哲美さん(60歳)に変なライバル心を燃やしてしまって色々妄想が捗ってしまったぜ。


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無料のパンと牛乳を頬張って、雑誌を読み漁っていたらあっという間に閉館時間が来てしまった。


受付のお姉さん「激しい運動にならないようにゆっくりとお帰りくださいね!」



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駐輪場に戻ったら自転車がパンクしとった・・・・クソが!!


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仕方ないので自転車を押して歩いて帰ろうとしたんだけど、4キロくらい歩いたところで目眩がしてきて立っているのもやっとな状態になってしまったので実家に電話して救助してもらいました。

たかだか400ml血がなくなっただけでここまで弱るものなのか・・・・

昔全校朝礼で校長の話が長すぎてよく倒れていた奴がいて、当時は体力がないやつだな・・と内心思っていたが、いざ自分が貧血になってみて思いました。

あいつはこんなボロボロの状態で全校朝礼に出ていたのか・・・大変だったんだな・・・ と

貧血の人に対して慈悲の心が生まれた一日でした。