真・田舎暮らしにあこがれて 

Bライフ 小屋暮らし をやっています

2016年01月

盛岡→東京→九十九里というルートで帰るんだけど、とりあえず東京までの交通は夜行バスを使うことにしました。

20160130231130.jpg

今回は3列独立シートっていうちょっと高いけれど、リラックスして座れるタイプのバスにしました。昔ならもっと安いバスを使ったんだけど、次の日体がものすごくだるくなるんですよね。やっぱり少し高くても快適な方がいいですよ。


バスに乗ってから7時間、無事東京についたんだけど、体がダルイなー。3列独立シートの力をもってしても無理ですね。疲れるものは疲れます。

とりあえず兄貴の家に行き、2時間ほど仮眠を取りました。少しはダルさが抜けたかな?


20160131131958.jpg

新橋までやって来ました。

20160131131347.jpg

寿司食べ放題。お値段2980円なり


20160131140503.jpg

20160131141611.jpg

寿司以外にも、サラダや茶碗蒸し、タイのカブト煮などいろいろ食べられてお得でした。


20160131155601.jpg

苦しい・・・・小屋に帰ったら貧乏ご飯が続くだろうから、欲を出したて食べ過ぎたぜ。

お会計は兄貴が全額払ってくれました。いやーいい兄弟をもったよ!


20160131162202.jpg

食事の後は秋葉原の街をぶらつきました。日曜のアキバは活気づいてるね。

っていうかホント体がだるい。実家で怠けすぎたか?それとも寿司を食べ過ぎた?夜行バスの疲れ?東京の環境のせいか?

これは早く小屋に帰れという天のお告げだな。明日起きたらさっさと帰ろう。

2月1日は親父の誕生日です。今年で69歳ですよ。この間還暦を祝ったと思ったらもう69歳か。時が経つのは早いねー

ぼくが実家に居るうちに祝おうってことになって、少し前倒しして誕生日会をやりました。

20160129172506.jpg

お母さんがケーキのスポンジを焼いて、ぼくが生クリームを塗ります。

生クリームを塗る作業も塗り壁もおんなじようなものよ。これでも半年間、左官学校で壁塗りを学んだので綺麗に塗れるはずや!


20160129185658.jpg

もっとなめらかに塗れると思ったんだけどなー。塗り壁は何種類ものコテを使い分けて壁を綺麗に仕上げるんだけど、ケーキ職人はどうやって綺麗に塗ってるんでしょうね。


20160130112615.jpg

サンドイッチとかケーキとかいろいろ。ザ・お誕生日会っていう感じのメニューだよね。

実は、親父には内緒でパーティーを企画してたんだけど、帰宅した親父がこのメニューを見てもあんまり驚いていなかったなー。「おお、今日の昼飯はサンドイッチかー」っていう反応だった。

母親「いやいや、今日はお父さんのお誕生日パーティーをしようと思ってこんな感じのメニューにしたのよ!」


20160130130756.jpg

まあ親父らしい反応だね。とりあえずサンドイッチを食す親父。


20160130130822.jpg

プレセントターイム。お母さんからはビールセットのプレゼントです。


20160130130909.jpg

ぼくはヘッドライトをプレゼントしました。

夜に鳩の体調などをチェックするとき懐中電灯を片手に持ちながらチェックしてて、なんだかやりづらそうだなーと思っていつも見ていました。

ヘッドライトを使えばもっと楽にチェックできるんじゃないかと思って電気屋で買ってきました。


20160130131338.jpg

装着!


20160130131400.jpg

ピカーーー


親父の家系は短命なんだど、無事に69歳を迎えられてよかったですよ。母親いわく食事も気をつけているし、運動も毎日しているのであと10年は大丈夫だろうとのこと。いつまでも元気でいて欲しいですねー。

痔の手術で入院中に、読者の方からphaさんの持たない幸福論をいただきました。

持たない幸福論 [ pha ]

持たない幸福論 [ pha ]
価格:1,296円(税込、送料込)



入院中にすべて読み終えたんだけど、読書感想文を書くのをすっかり忘れていて、気がついたら2ヶ月ほど経過していました。

phaさんの新刊「しないことリスト」の中に、読んだ本はすぐに文章にするのではなく、一度寝かせてから文章にするとアイデアがまとまっていていい感じになる。ということが記載されていたのでおそらく今回の読書感想文ははいい感じになるんじゃないか???

さて、早速感想文を書こうか!と思ってPCを立ち上げたんだけど本の内容をさっぱり覚えていない・・・・仕方ないので最初から読みなおしましたよ・・・・


今の時代は生きるのに必要な物資や技術といったハードウェアはすでにかなりなレベルで整っているから、あとは「どういうふうに生きるか」というソフトウェアさえうまくインストールできれば、もっと伸び伸びと行きられるはずだ。

21ページ

うまいこと言うよなー。小屋暮らしで例えたら、土地+小屋がハードウェアで、どうやってその小屋を活用していくかがソフトウェアに当たると思います。

いろんな小屋ブロガーがいるけど、皆さんそれぞれ独自のソフトウェアを持っているので面白いですよ。大卒後の人生経験として小屋暮らしをやってみたり、狩猟やってみたり、etc・・・


たまに親しくもないのに自分の価値観を押し付けてきて「そんな生き方は間違っている」「世の中はそんなものは認めないぞ」とかいってくる人がいるけど、~「ああ、別の宗教の人だな」と思ってほっとけばいい。

P121

世の中は多種多様は価値観で溢れているのでいちいち全部の人の意見を聞いていたらキリがないし、自分が信頼する人間の意見以外は聞かなくていいと思っている。

p122


ブログをやっていると本当にそのとおりだと思う。自分がいいと思う意見は取り入れて、鬱陶しいと思ったらサクッと削除してしまえばいい。

まあ、ぼくのブログは最終的に鬱陶しい意見だらけになってしまったのでコメント欄ごと削除してしまったけどね・・・当時は悩みに悩んで削除したんけど、今考えればもっと早くやっとけばよかったなと思います。


人間が人生の中でやることって結局居場所を作るための行動じゃないかと思う

P152

ほんと、その通りだよね。ぼくの小屋暮らしも結局突き詰めると居場所づくりみたいなものだしね。実家もぼくの居場所の一つだから帰る。それだけですよ。

phaさんってまだ30代なのに物事を達観して見てるよなー。こういう考え方ができると、周りに流されずに行きられそうですね。

なんだか人生生きづらいなーと思ったらこの持たない幸福論を読んでみることをおすすめします。けっこう楽になれるかもよ!

実家には約2ヶ月滞在しました。

いよいよ明日帰るので色々世話になったお礼に、家族を食事に誘いました。


20160129114300.jpg

近所の焼肉屋までやって来ました。


20160129120022.jpg
冷麺大盛り

親父は冷麺の大盛りを注文。夏だとスイカが入ってるんだけど、今の時期は梨が入っていますね。


20160129115741.jpg
塩温麺

ぼくと母親は塩温麺を注文しました。今の時期は体が冷えるから冷麺は食べたくないね。


20160129120016.jpg

冷麺は普通に食べても美味しいんだけど、お酢を入れるとまた違った味が楽しめます。嫌がる人もいるけどね・・・

ちなみに親父はお酢を入れる派です。


20160129120107.jpg

ブログ用の写真を撮ってる隙に温麺を盗まれる。


20160129114859.jpg

食後、お茶を飲みながらまったりしてたら、母親が乞食の話しを聞かせてくれた。

母親が小学生だった頃は乞食が家を訪ねてきて物乞いをしてきたそうで、自宅で取れた野菜とかを恵んでやってたらしい。

また下校途中に道端に倒れている人がいて、話しかけてみると食べるものがなくて動けなくなってしまったそうで、慌てて家に帰ってキャベツの炒め物とご飯を持ってきて食べさせてあげたそうです。


そういう時代を体験しているからこそ、母親は小屋暮らしという生き方に理解があるのかもしれませんね。

ケツも治ったことだし、そろそろ小屋に帰ろうと考えています。

20160127130839.jpg

そういえば、この間、金券をもらったので、ぼくが小屋に帰る前に使おうって事になりました。


20160127135459.jpg

ホテルメトロポリタンニューウイングのティーラウンジでケーキセットを注文。てきとうに雑談。

母親「田舎と比べると都会はいいね。外に娯楽がたくさんあるから家が小さくてもいいし、持ち物も少なくていい。昔の田舎暮らしだと、すべて自分の家でこなさないといけないから、家も大きくなるし持ち物も多くなる」


母親「このケーキは良いケーキだね。スーパーで売っているようなケーキは甘さがくどいけど、これはちょうどいい甘さだ」


母親「日常から遠ざかれるような趣味を持ったほうがいい。普段生活していてイライラする事があっても趣味の世界に行ってリセットできるでしょ。お父さんのレース鳩はいい例だよ。」


母親「結婚はねーあんたの気持ち次第でできるんだよ。お金遣いが荒々しいお嫁さんとかはあんたには無理だろうけど、価値観の合う人を見つけられればいいのよ。」


ぼく「説教じみた話はやめてくれよ」


母親「アハハハ。いつまでたっても3歳児に話している感覚になってしまうんだよね。あーしたほうがいいよ!こうしたほうがいいよ!ってついつい口を出してしまう。」



まあ、30近い男がいつまでも実家でゴロゴロしているって考えると、イラッとするかもしれないけど、3歳児だと思えばかわいいよね。母親はそういう考えでメンタルバランスを保っているのかもしれないなー。

ちなみに親父も母親の脳内では3歳児になっているみたいだ。長年の夫婦生活でいろんな摩擦があったんだろうが、いい落とし所を見つけたんだろうな。

↑このページのトップヘ